岸田美代（きしだみよ）
「恋人の樹」の桜の花びらを食べてしまった人。伝説では一週間以内に、変人を好きになる…ということで、転校早々変人だと判明した本宮に初対面で絶縁宣言。が、翌日にはいちゃついていた。

本宮秋也（もとみやしゅうや）
転校早々、目立とうとして裏目に出るわ、初対面の美代に絶縁宣言されるわと散々。雨の中、猫を拾っている姿を美代に目撃され、猫好き仲間として仲良くなる。

高藤望美（たかとうのぞみ）
一見、清楚なお嬢様風だが、怒らせると怖い人。策略家に見えて好戦的。小学校の頃は、大好きな泰英の為に学校で過激なテロに明け暮れていたためか、現在は泰英嫌いに。新しい母とは結構仲が良い。

安達泰英（あだちやすひで）
幼い頃、「恋人の樹」の桜の花びらを食べてしまった人。小学校時代は年下の望美に懐かれ、巻き込まれていつも酷い目に。最近、やたら望美に避けられていて面白くない。科学部部長。

高藤鈴音（たかとうすずね）
「恋人の樹」の桜の花びらを食べてしまった人。望美の通う学校の理事。瑠璃子に懐かれ、拓真に付きまとわれと、忙しい。

川上拓真（かわかみたくま）
鈴音より年下。高校時代に鈴音に一目ぼれしてさまざまな手段を使って告白しようとしたが、全部瑠璃子につぶされていた。やっと瑠璃子から鈴音に近づく許可が下りたが、鈴音には「突然現れて何なのこの人」と、気味悪がられるはめに。

河村瑠璃子（かわむらるりこ）
大正生まれの恐ろしい曾祖母に厳しく躾けられたためか、表の顔は柔和、裏の顔は策略家。専業主婦の立場を利用し、あちこちに顔を出す。鈴音の前では特に、天然ボケを演じる。鈴音命。

河村博史（かわむらひろふみ）
瑠璃子の夫。元不良、瑠璃子の取り巻き。

木下（きのした）
望美の父の運転手さん。ものすごく運転が上手く、車酔いしやすい美代でも、木下が運転する車には乗りたがる。

樋口沙織（ひぐちさおり）
美代、望美、本宮秋也の担任。現国担当。猫が嫌い。しっかり者だが、かなり鈍感。学生時代、小川にあこがれていた。明海＆河野、三人一緒にいることが多かったが、目立つ河野＆明海の影に隠れ、周囲には「そういえば」程度の認識。

河野（こうの）
沙織の大学時代の先輩。沙織に何かと嫌がらせ（沙織の記憶では）ばかりしていた。

新山明海（にいやまあけみ）
沙織の大学時代の友人。学生時代、河野に振られた。近々、婚約者と結婚予定。

小川（おがわ）
沙織の大学時代の先輩。学生結婚した人。河野と良くつるんでいた。

富山（とみやま）＆山崎（やまさき）
沙織と大学時代、同じ部活仲間。